夏の終わりの三崎港

釣行記録 9月18日 三崎港と初声漁港
時間 2時30分〜12時
天気 雨のち曇り
気温 23℃
風 東南東2m
釣果 カサゴ、シコイワシ、サッパ、クサフグ全て人差し指サイズ合わせて10匹程度

前回の江の島釣行から約4ヶ月、ようやく友人と調整がついての釣行。
今回は三浦半島にある三崎港。直前に会社の同僚から「車で横付けしてすぐ竿出しできる」と教えてもらっていたので見た目も腰の重たそうな友人に自家用車を手配してもらった。

サイトでいくつか検索していると「ファミリー向け」「魚影が濃い」などのワクワクする文字が並んでいて否が応でも期待する。
スケジュール的に夜から朝にかけて釣ろうということで、仕事が終わり帰宅して1時間もしないうちに準備をして出発。

雨雲レーダーにはポツポツと濃い色のエリアが表示されており、車で向かう途中にもにわか雨が降ったり止んだりしている。
午前2時くらいに冷蔵庫前に到着したが、まだ少し雨雲が残っていたので雨が上がるまで周辺を歩いて回ってると、正面に向かって左側の岸壁にある街灯の下に50cmオーバーの謎の魚が海面近くをゆったりと泳いでいる。
数人の釣り人がどうにかして釣ろうとしていたが仕掛けや餌に興味が無いかのようにフラフラと漂っていた。

この側以外にも数人の釣り人がいたが、なんとなくあまり調子は良くなさそうだったので、移動も考えて始めはルアーやワームで軽く様子を見ようということになった。

しばらく首を傾げながら竿を振っていたが一向にアタリらしきものが無い。
気がつけば地面の雨は乾き、すっかり明るくなってきた。途中に投げサビキやロケット天秤を使ってみたがアタリらしいものは無く、場所を変えようと竿を引き上げたらパワーイソメを針ごと飲み込んでいる5cmにも満たないカサゴが1匹上がった。
きっと雨上がりだからダメだったんだろうねと自分達に言い聞かせながら撤収。

三浦港周辺は城ヶ島など釣りスポットがたくさんあるが、この時点で2人のテンションはダダ下がりで、近くの似たような所に行っても同じだろうと考えた末、去年からお世話になっている初声漁港に移動先を決めた。

過去に何回か行ってるが、ボウズの時がない。
魚影は濃く、穏やかな波の音しか聞こえない静かで小さな突堤。ネコもいて飽きない、困った時には三富浜の初声漁港だ。
釣り人はたくさんいたが、それでも2人が余裕で釣り座を構えることができた。時間は8時過ぎ。朝まずめはとっくに終わってるが、コンスタントに小さいイワシが回遊してきて落ち着くヒマが無い。楽しい。
まあ釣れれば御の字という事だ。大きさや魚種は問わない。
とは言っても左隣りにいるおじさんはトリック仕掛けでモリモリ釣っていた。前に小サバが回ってきた大磯でもあったけど、こちらのサビキよりトリック仕掛けが釣果が良いというのを改めて思い知らされた。

この日は突堤の外海テトラポット側に多数の釣り人。波が穏やかなせいか、棒ウキを使ってのフカセ釣りで構えてる人がチラホラいたが、30cm超えのアイゴが数匹バケツに入っていて少し引いた。
それでもやはり初声は魚が濃くて楽しい。
交通の便は厳しいが、何とか持っていく荷物を減らして電車釣行したいなあ…。